正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査するコンテンツ【データで知る「女性と仕事」】の第22回の調査結果をリリースしました。
調査結果抜粋
★ 今どきの新入社員に点数をつけるなら69.0点、自分の新卒時は57.2点
★ 今どきの新入社員の「モチベーションの高さ」や「理解力」を高く評価
★ 新入社員と仕事をする上で大切なことは「目的を明確にすること」
★ 新入社員と働くことのメリットは「教えることで自分の業務理解が深まる」
調査詳細
【Q.1 直近3年以内に、あなたの職場に新入社員は入社した?】
直近3年以内に職場に新入社員が「入社した」人は50.3%、「入社していない」人は49.7%と、約半々でした。
【Q.2 新入社員の1年目に点数をつけるなら、何点?】
Q.1で「入社した」と答えた人に、今どきの新入社員の点数を聞いたところ、最も多かったのは「70~89点」で54.0%、次いで「50~69点」で26.3%。平均は69.0点でした。合格ラインである70点以上は65.6%となっており、ポジティブにとらえている人が多いことがわかりました。
※採点の条件:70点が合格点、新入社員の1年目に点数をつける、複数名いる場合は全員の平均
【Q.3 あなたの新卒1年目に点数をつけるなら何点?】
自分自身の新入社員1年目の点数を聞いたところ、最も多かったのは「50~69点」で39.9%、次いで「70~89点」で34.1%。平均は57.2点でした。平均点は、今どきの新入社員の点数よりも約12点低い結果となりました。合格ラインである70点以上は37.3%となっており、自分については辛口の評価をつける人が多いようです。
【Q.4 Q.2とQ.3、点差の要因は?】
Q.2とQ.3で点差があった人に、その要因について尋ねてみました。
【今どきの新入社員>自分】という評価の人の要因
自分の新入社員時より、今どきの新入社員の方が高い点数をつけている人の場合、「モチベーションの高さ」や「理解力」に高い評価をしていることがわかりました。
【今どきの新入社員<自分】という評価の人の要因
一方、自分の新卒時より、今どきの新入社員の方が低い点数をつけている人の場合、「ビジネスマナーの理解度」や「コミュニケーション能力」に低い評価をしていることがわかりました。マナーへの価値観やコミュニケーションの仕方は、世代でギャップが生じやすいことが関係しているのかもしれません。
【Q.5 今どきの新入社員と仕事をする際、大切だと思うことは?】
大切だと思うものを最大3つまで選んでもらったところ、1位「目的を明確にする」53.3%、2位「話をよく聞く」45.3%、3位「進捗を確認する」41.6%という結果に。
また、以下のギャップも世相を反映していると言えそうな注目ポイントでした。
「プライベートに立ち入らない」26.9%、に対し「プライベートも把握する」2.2%。
「プレッシャーをかけない」25.4%、に対し「適度なプレッシャーをかける」10.4%。
「低めの目標を設定する」8.0%、に対し「高めの目標を設定する」2.3%。
それぞれ、ダブルスコア以上の差が出ており、近年の価値観が垣間見られました。
【Q.6 新入社員と仕事をすることでプラスになったことは?】
1位は「教えることで自分の業務理解が深まる」56.1%、2位は「新しい価値観に触れられる」52.9%でいずれも半数以上の人が回答。「プラスになったことはない」は4.6%しかいないため、ほとんどの人が何かしらポジティブな影響を受けていることがわかります。
その他、「社会人の先輩として、新入社員にこれだけは伝えたいこと」などについてのフリーコメントをサイトで紹介しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-22/
- Written by: matsuima
- Date: 2021.04.13